音楽監督・指揮者
馬場浩子(Baba Hiroko)
四日市市出身。武蔵野音楽大学声楽科卒業。三重県文化奨励賞受賞。
声楽を神田詩朗、伊藤亘行、矢野洵子、稲葉祐三、光信貞禄、神須美子、A.コーロ、E.ドゥティール、L.ベルタニョリオの各氏に師事。原語表現法を河原廣之氏のもとで研鑽を積む。オペラでは指揮者・星出豊氏の薫陶を受ける。
‘85よりソプラノ歌手として活躍。リサイタルやジョイントコンサート多数出演。
オペラでは「蝶々夫人」(蝶々さん)、「夕鶴」(つう)、「フィガロの結婚」(スザンナ・伯爵夫人)「ドン・ジョヴァンニ」(ドンナ・エルヴィラ)、「カルメン」(ミカエラ)、「こうもり」(ロザリンデ)、「メリーウィドウ」(ハンナ)、「おこんじょうるり」(おこん)、「あまんじゃくとうりこひめ」(あまんじゃく)、「人買い太郎兵衛」(おもん)、「アメリア舞踏会へ行く」(アメリア)、「電話」(ルーシー)、等多数出演。2013年には長崎の原爆を題材にした新作オペラ「いのち」の夏子役を好演。また、「第九」(ベートヴェン)をはじめ、「レクイエム」(モーツァルト)、「戴冠ミサ」(モーツァルト)、「交響曲8番」(マーラー)「ネルソンミサ」(ハイドン)等のソリストとして、大友直人、現田茂夫、星出豊、岩村力、他多数の指揮者と共演。
ザルツブルグ・モーツアルテーム大ホール、北京の海碇劇場での海外公演にも参加、好評を博す。
また、オペラ制作やコンサート企画にも手腕を発揮、2008年より11年間三重オペラ協会会長として、三重県のオペラ振興に尽力する。2021年にはオペラ「おしち」(幸田浩子主演/池辺晋一郎作曲)三重公演の音楽アドバイザーを務める。
合唱活動としては、三重ヴォークスボーナ、津女声合唱団ヴォイストレーナーを経て2011年より津女声合唱団指揮者就任。2012年三重混声合唱団あんだぁれ70創立より音楽監督・指揮者を務める。2016年8月には「三重混声合唱団~馬場浩子と仲間たち~」指揮者・ソリストとしてウィーン国立歌劇場において東日本大震災復興支援コンサートに出演、また聖シュテファン大聖堂において奉納演奏に出演、いずれも地元音楽関係者より高い評価を受ける。2019年にはヴァチカン市国より招聘され総勢86名を率いて渡伊。サン・ピエトロ大聖堂でのミサ、システィーナ礼拝堂での奉納演奏、アッシジではサン・フランチェスコ大聖堂コンサートの音楽監督・指揮者を務める。また、2017年津女声合唱団を全日本おかあさんコーラス全国大会へと導き審査員奨励賞を受賞(岡山)、2023年にも同合唱団を全国大会に導き、優秀賞にあたる「ひまわり賞」を受賞(姫路)。
2022年には指揮を務めた、2つの委嘱初演作品
「ほんとのあなた ほんとの私」(津女声合唱団演奏)
「合唱はつらいよ・混声版」(三重混声合唱団あんだぁれ70演奏)の楽譜がカワイ出版から発刊されている。
「四日市の第九」では立ち上げ(‘04)より関わり、合唱指導・合唱団「フロイデ」音楽監督として、毎回成功に導いている。
2021年から「こまき第九」(中部フィルハーモニー交響楽団主催)こまき市民合唱団の合唱指導を担当。飯森範親、秋山和慶両氏の下で合唱指導にあたっている。
勤務校では東海地方の有望な歌手で編成された名古屋芸術大学ハルモニア合唱団(プロ)の責任者を務め、質の高い演奏は音楽関係者からも注目されている。
2005年より青少年の合唱指導にも関わり、文化庁「文化芸術による子どものための育成事業」において県内の小中学生合唱指導を精力的に務める。
国際声楽東京コンクール、岐阜国際コンクール、みえ音楽コンクール、べーテン音楽コンクール、クラシック音楽コンクール、全日本合唱連盟主催合唱コンクール等東海地方を中心にコンクール審査員多数務め、人材育成にも尽力する。
社会活動としては四日市市主催「熟年大学」「市民大学」講師を務める。
これまでに金城学院大学非常勤講師、三重大学教育学部非常勤講師、名古屋芸術大学客員教授として後進の指導にあたってきた。
現在、名古屋芸術大学・大学院教授。三重オペラ協会顧問。日本演奏連盟会員。
女声アンサンブルMarimo座主宰。津女声合唱団指揮者。
三重混声合唱団あんだぁれ70音楽監督・指揮者。
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ピアニスト
星合智美(Hoshiai Tomomi)
三重大学教育学部音楽教育卒業。同大学大学院修了。2015年、津市文化奨励賞受賞。2016年、リサイタルを津で開催。2014年、2018年、星合智美アンサンブルコンサートを開催。ジョイントリサイタルを、津(1995年、2013年)、名古屋(1997年)、四日市(2009年)、松阪(2009年)で開催。オペラ公演「こうもり」「ヘンゼルとグレーテル」「子供と魔法」「おこんじょうるり」、馬場浩子氏の「歌の散歩道」「Duoの楽しみ」、伊藤理絵氏と榊原利修氏との“トリオ響”コンサートなど、多数の声楽や合唱の演奏会、オペラ公演などでピアノを担当している。(故)中尾きぬゑ、山村美知子、兼重直文、高瀬瑛子の各氏に師事。現在、三重大学教育学部、髙田短期大学非常勤講師。津女声合唱団、三重混声合唱団あんだぁれ70、アンサンブル La fata 専属ピアニスト。三重新音楽家協会、ピアノ音楽研究会、彩の会の各会員。
秀平雄二(Hidehira Yuji)
名古屋芸術大学音楽学部卒業、同大学院音楽研究科首席修了。修了時に理事長賞受賞。日本ピアノ教育連盟オーディション全国大会において最優秀奏者に選出され萩原和子賞を受賞。岐阜県知事賞、クオリア音楽大賞、山田貞夫音楽財団音楽賞特選他受賞多数。ソリストとして国内外のオーケストラと共演を重ねる他、アンサンブルピアニストとしても多くのアーティストから信頼を得ており、中井亮一氏と共演したCD(SONY)はレコード芸術誌において準特選盤に選定されている。長江杯優秀伴奏者賞受賞。国際声楽コンクール東京公式伴奏者。女声アンサンブルMarimo座、三重混声合唱団あんだぁれ70専属ピアニスト。名古屋芸術大学非常勤講師。
ミュージックコーチ
♪あんだぁれ70では、現役の音楽教師やプロの声楽家がミュージックコーチとして常に複数人体制でサポートに当たっています♪
勝野明子(Katsuno Akiko)
名古屋音楽大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻修了。三重県新人演奏会、みえ新進音楽家演奏会に出演、三重・愛知にて「フィガロの結婚」(ケルビ-ノ) 「電話」(ル-シ-)「カルメン」(フラスキータ)他、多数のオペラや「レクイエム」(モ-ツァルト)「メサイア」(ヘンデル)のソプラノソロに出演。四日市市文化まちづくり財団主催・学び舎音楽会、音楽・夢企画コンサート等 各種演奏会コンサートに多数出演。三重オペラ協会演奏会員。四日市メリノ-ル学院非常勤講師。メリノール聖歌隊アメージンググレイス指揮者。
倉本亜紗(Kuramoto Asa)
名古屋芸術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科声楽専攻修了。オペラ「カルメン(フラスキータ)」「こうもり(アデーレ)」「不思議の国アリス(姉・ユリの花)」「あまんじゃくとうりこひめ(うりこひめ)」「いのち(奈々子)」「人魚姫(人魚姫)」等に出演。第10回「四日市の第九」にソプラノソリストとして出演。第17回みえ音楽コンクール声楽部門一般の部第1位および三重県知事賞受賞。第42回イタリア声楽コンコルソ入選。三重オペラ協会 紀北演奏家協会・波 女声アンサンブルMarimo座 各会員。
菊池京子(Kikuchi Kyoko)
名古屋芸術大学卒業、同大学院修了。オペラでは「椿姫」(抜粋)ヴィオレッタ、「魔笛」ダーメⅠ等で出演。「第九」やミサ等にてオーケストラとの共演も多数。2018年稲沢ワンコインスペシャルコンサートにて、「フォーレ・レクイエム」ソプラノソリストとしてセントラル愛知交響楽団と共演。同年、ソロリサイタルを開催。女声アンサンブルMarimo座、名古屋芸術大学ハルモニア合唱団に所属。